ありったけの夢をかき集め

あまつみそらに!感想。かみぱに!の古依が微妙だったので、
今回また神様絡みの話と聞いてうーむと唸っていたが個人的には
今回の方が良い作りだと思った。この辺りは好みもわかれるとは
思うけれども。
前作のヒロイン?古依は傍若無人さがかなり鼻についたキャラなので
正直これが攻略ルートが確定していて最後のルートためか終了後の
気持ちがえらいもやもやしていた(趣味的にあわなさそうなのは
先に攻略する性質なので)。前作は妹も理不尽暴力キャラだったので
この二人のせいでとっつきが悪くなってたと思うからなぁ。
暴走キャラいくつも出してパニック感出したかったのかもしれないが
正直うまく行ってたとは思えなかったが・・・考えて見れば前作の
シナリオ書きはゼロの使い魔の作者だからなー。理不尽暴力は十八番
だったのか。キャラ的に良かったのは天音に乃々香という本筋とは
関わりが薄いキャラだったし。今回は前作の反省点をしっかり
踏まえて神様ネタを洗練させて来たなぁという印象が感じ取れる。
シナリオ、色塗り、音楽と個人的には前作よりも好き。
歌は特に良くも悪くもなかった。
今回の神様の神奈は古依と比べるとさっぱりしていて純粋に好感を
持てるヒロインになっているので受け入れやすくなっているのが
いい感じ。深景シナリオとかで銀王がかなり苦しんでいるのを
見ると立場への葛藤がちょっと鬱陶しく感じる部分もあったけど
許容範囲ではあった。
主人公は前作に比べると大分落ち着いているように感じた。
突っ込み属性持ちというのは前作同様だけれど理不尽な行動する
キャラが減ったため回りのキャラを生き生きとさせる舞台装置の
ような役割的にうまく落とし込めていると思う。
人付き合いを大切にしている点や今のような人間になった背景が
しっかりとしているので良くあるヘタレキャラになってないのは
好印象。パープルソフトウェアの主人公だったら「俺が一緒では
彼女の力が生かせない!」とか言って身を引きだして手前ぇ逃げて
んじゃねぇぞと突っ込み入れたくなるようなところでもしっかり
と物事に向かって対処する点は好印象(まぁパープルも夏に奏でる
僕らの詩では多少改善されてたが)。まぁ自他共に保守的と認めて
いる割には妹に手を出すのはあっさりしすぎだった気はするが。
ここは違和感あったかな。
後、物事に対しての理解力が高いのにパソコンが苦手っていうのも
無理があるような気もする。
シナリオ。
基本ギャルゲー的な物に「怪」というアクセントというか調味料の
スパイス的な物を加えた話。神奈と深景は立場的に当然として、
千紗と美唯は話をより救いのある方向にするための役割を担っている
とは思うんだけど芹夏シナリオって無理に混ぜない方が良かった気も
する。流れ自体は悪くなかったけど。
キャラの掛け合いは楽しい感じが出ていていいのですが連続性のある
エピソードが少ない点が微妙な人もいるかも。
その気になればいくらでもエピソードの追加が出来るという点では
萌えゲー的にはいい手法かもしれないが。
基本シリアスはあるけど抑え目でコメディ的な部分を強めてあるのが
クロシェットにはあっていると思う。
エロは一人4つずつで妹のみ自慰の分で多し。
かみぱに!の時は色塗りが明るすぎかな?と思っていたので今回の
艶っぽさが感じられる塗りになったのが良い。
前回と違い貧乳キャラが一人もいないのでエロシーンは肉感の
半端ないものに仕上がってます。
攻略キャラ別。
神奈。メインヒロインで美空島の神様ということで全ルートで活躍
するし、言動が序盤だけだとヒロインっぽくなさすぎ(良い意味で)
な所も魅力と言える。バカップルぶりがハンパないので破壊力は
高いのだけれども終盤のバトル展開が微妙。
神様のあり方という面白い所に目をつけたなぁと。こういう話は
日本人の感覚でないと書けないと思う。
深景。
神奈とは違う視点で神について語られるので話の大筋は神奈と深景の
2人をやるだけで終わってしまうとも言える。
話の流れがしっかりしているという点では一番ではないかと。
エロさでは断トツな物のイチャラブ分が少し少なめなのが残念。
唯一の触手分あり。エロまでにはいかないけど。
芹夏。
テニスにかける青春的な話。共通ルートから態度が一番変わるキャラ
なのでそのギャップも楽しめるかと。
千紗。
ちょっと疎遠になった幼馴染みという関係は話の作り的に面白そうと
思ったが近所づきあいも学校でのつきあいも普通にしているので
あまり疎遠という感じがしなかった。
キャラ的には一番好物だったけどシナリオの終盤にシリアス分を
集めすぎたのが消化不良的に感じて良くなかった。
しかしクールからデレに入った所の破壊力は良い。かなり萌え
ました。このキャラのドラマCDが欲しかったのでメッセサンオー
で買ったのを後悔しないぐらいには良かった。
美唯。前作のツンデレ妹とは違い「好き好き大好きお兄ちゃーん」
とか歌いだしても不思議にならないデレデレ妹。そこそこの知名度
持つアイドルで、頭が良くて家事も万能と出来た妹なんだが
撮った写真のポスターを兄の部屋に貼り付けるとかどんだけ好き
なんだよ!話は近親相姦なんだが回りも当人達もあっさりしすぎて
なんだかなぁ。まぁ妹萌えの方には非常に評価は高いようだ。
胸がメインキャラ第二位の大きさというのは妹系キャラとしては
珍しいかもしれない。
サブキャラ。
男の友人は漁師見習いで成績優秀、性格も気さくでもてないのが
おかしい気もするが狙いというか理想が高いのだろうか。京佳さんに
は熱を入れてるみたいだけど一筋みたいな感じはなかったしなぁ。
本当ににぎやかし担当なのでシナリオにはこれといって関わるところ
がなかったかな。まぁ前作の変態風紀委員長に比べるとどうしたって
影は薄くなるが。
優依先生。歴史マニアでちびっ娘というある種の方にはおいしい
キャラ。こちらはサブとしていい感じ。マイナス思考とか鬱陶しい
部分もあるけど要所要所での活躍するし。サブキャラの中では
一番シナリオ作りやすそう。
夏帆。正直攻略キャラにしても良かったんじゃないか?と思う
ぐらいのいい感じのキャラ。芹夏シナリオでの出番が大目。
まぁにぎやかしとしての役目が大きいからシナリオ作るのは
難しそうな感じもするか。話を作るとすると姉に対するコンプ
レックス的なものか芹夏とは違ったアプローチの協力物か。
姫先輩。声がちょっと違和感があるがまぁそれも個性。
神奈ルートで敵対してきた時にはちょっとうざく感じた。
「怪」側のキャラなのでもう少し話に絡めてからの方が
敵対に納得もできたんですが。
全体評価。
まず良作といっていい出来。シナリオが少し短めと一部声優の
違和感とかがあるけど許容範囲には収まるし。
ただ、もう少しテーマとか考えた方がいいかも。
ビジュアルファンブックは出たらまず買うぐらいには好きだ。
掛け合いが楽しかったからドラマCDも欲しい所。


アイマスでおなじみの杏仁豆腐さんの画集が出るみたいなんですが
ttp://www.mangaoh.co.jp/catalog/225071/
発売日近いな!

夜0時過ぎに帰って更新は無理だから出勤前に更新は
終了でいいな・・・


テコンV日本公開って何考えてんだか。タイトルは忘れたが
ライディーンの人面岩からバルキリーが出てくる話とかもあったし
これは酷いでは済まないレベル。


今年もライダーのスピンオフ来たよ!
ttp://animation.blog.ocn.ne.jp/anime/2010/06/w_fd90.html
タイトルは『ネット版 仮面ライダーダブル FOREVER AtoZで爆笑
26連発』去年のディケイドのオールライダースピンオフが鈴村
&鳴滝のコンビで色々強烈過ぎたので今年どんなやり方で来るか
楽しみ。


しかし首相に菅がなっても鳩山とたいして違わんと思うんだが・・・